ポテトコロッケのポイント

生食用品種で、明治時代に川田龍吉(かわだ・りょうきち)男爵がイギリスから持ち込んで日本に定着させた品種という説の他に、アメリカからとする説もあります。
デンプンが多くホクホクした食感が得られますが、煮くずれしやすく、このため、粉吹き芋やマッシュドポテト、コロッケなど潰してから使う料理に適しています。
芽の部分が大きく窪んでおり、でこぼこした形状なので皮をむきにくく、主に東日本で主流の品種です。
家庭料理でお馴染み野菜ベスト3は、玉ネギ、ニンジン、そしてジャガイモかもしれませんが、丸い形の「男爵イモ」は、でんぷん質で粘り気が少なく、つぶしやすいのが特徴で、一方、ほっそり長めの「メークイーン」はねっとりとして煮くずれしないのが特徴です。熱々をほくほくしながら食べたいコロッケには、男爵がお勧めで、お料理によって使い分けられるといいですね。
◆ポイント!
・ジャガイモは皮付きのまま、たっぷりの水からゆで、熱いうちに皮をむいてつぶします。できれば他の材料と熱いうちに混ぜ合わせたいですので、調理の手順を頭に入れて、すばやく進めるのが大切です。

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ポテトコロッケつくり方

◆材料(4人分)
・ジャガイモ(男爵)・・・中4個(500g)、・牛ひき肉・・・150g、・玉ネギ・・・1/3個、・バター・・・20g、・生クリーム・・・大さじ4、・塩、コショウ・・・適宜、・溶き卵・・・1個、・小麦粉・パン粉・・・適宜、・揚げ油・・・適宜
◆下ごしらえ
1.ジャガイモは皮付きのままたっぷりの水でゆでます。
2.皮をむいて熱いうちにフォークの背などでつぶします。
3.玉ネギはみじん切りします。
※ジャガイモは電子レンジで加熱してもOK!
◆つくり方
1.フライパンにバターを溶かし、みじん切りした玉ネギをしんなりするまで炒めます。
2.ひき肉を加えて肉の色が変わったら、塩、コショウで味を調えます。
3.2に下ごしらえしたジャガイモと生クリームを加え、よく練り上げ、バットに移してさまします。
4.3を八等分し、ひとつずつ小判型にまとめます。
5.4に小麦粉を薄くまぶし、溶き卵をくぐらせてパン粉を全体にたっぷりとまぶします。
6.170〜180℃の中温の油でこんがりとキツネ色になるまで揚げ、油をきって出来上がりです。
※ちょっとひと工夫、ひき肉を炒めるときに、カレー粉(大さじ1/2)を加えるとカレーコロッケになります。

ポテトコロッケとキャベツとグレープフルーツのサラダ

グレープフルーツは生で食べるほかにジュースや様々な加工食品に用い、また、絞り汁はカクテルやサワーに用いられ、グレープフルーツ専用の搾り器があります。
皮もマーマレードやジャムに使われることもありますが、海外輸入の物には品質を維持するために農薬(殺菌剤)が使われていることが多いですので、この農薬をポストハーベスト農薬と呼び(日本では食品添加物扱い)、日本国内で流通するグレープフルーツのほとんどは海外から輸入されたもので、7割近くをアメリカ産が占めています。
キャベツとグレープフルーツのサラダ 材料(2人分)
・キャベツ・・・100g、・ライトソルト・・・小さじ1/6、・グレープフルーツ・・・60g、・カッテージチーズ・・・30g、・ラカントS・・・小さじ2
1. キャベツは2cm角に切り、塩をまぶしてしんなりさせ、グレープフルーツは果肉を取り出し、小さめに切ります。
2. (1)のキャベツがしんなりしたら、水でサッと洗い流し、水気を絞ります。
3. (1)、(2)カッテージチーズ、ラカントを混ぜ合わせ、器に盛りつけます。

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